三連覇戦士の旅立ちに思う 名選手と凡選手の違いとは 野球の本質――経験が語る“教える力”

広島東洋カープの記事

退団の報せと三連覇戦士たち

9/28の試合記事です

ついに退団のニュースが出始めました。
松山選手、田中選手の退団が決まりましたね。

お二人とも「まだやれる」と現役続行を希望しているようですが、
三連覇を支えた選手たちだけに、できれば引退という形で見送りたかった――それが正直な気持ちです。

たしかに、田中選手はまだ2軍成績的にも通用する力を持っています。
新天地でも頑張ってもらえるように応援していますよ。


一方で松山選手は、年齢的にも、数字的にも…そろそろ潮時かなという印象。

個人的には、ぜひコーチとして残ってほしかったです。
数字だけ見ても、指導する側に回るだけの実績は十分ですからね。
外の世界を見てからでも遅くはない。
いつか「新生・松山コーチ」として戻ってくる日を心待ちにしています。

名選手=名監督ではないが…

よく言われる話題ですよね。
「名選手が名監督になるとは限らない」――正論です。

でも同時にこうも思うのです。
「凡選手が名監督や名コーチになるとも限らない」
これもまた、真実だと思っています。

結局のところ、誰がやってもうまくいくかどうかはやってみないとわからない
ただし、名選手と凡選手には決定的な違いがある。

経験値・タイトル・数字

経験してきたモノが違うのです。
見てきた世界が違う。

特にタイトルを取ったことのある人は、
その経験を通してしか得られない「気持ち」「心構え」「伝える重み」を持っています。

「こうやってタイトルを取ったんだよ!」という一次情報と、
「こうすれば取れるんじゃない?」という推測には、天と地ほどの差があります。

伝えられる人と、伝えられない人

たとえば現役時代、通算200試合も出場せず、ホームランも10本に満たない選手がコーチをしていたとします。
そんな人に「勝負の心構え」や「ホームランの打ち方」「タイトルを取るための努力」を聞いても、
一次情報としてのリアリティは得られないでしょう。

もちろん、理論や分析で補える部分もあります。
でも、選手を導くためには「実際に戦ってきた肌感覚」が何よりも大切。

もしそんな“実戦経験の浅いコーチ”ばかりが残り続けたら――
ポテンシャルのある天才は自力で伸びるかもしれませんが、
導いてもらう必要のある若手は、路頭に迷ってしまうかもしれません。

つまり、チームの弱体化は目に見えてくるということです。

もちろん、これはあくまで“例え話”ですが。

2025/09/28 接戦からの悪夢

なんだか煮え切らない試合でした。
先制したけど取り返されて、逆転されて。

7回、勝ち越された後に同点に追いつき、さぁ8回。
イケイケムードを大きく裏切られることに。

常廣投手の悪夢の8点。
普段は最後の最後まで試合を見るのですが、
心折れました。
(言い訳ですが、22時超えると駐車場も値上がりするので‥‥💦)

滝田君の登板を見て帰路へ

個人的には、滝田君は推しですね。
いいキャラしてますし。来年も頑張ってもらいたい。

1軍に来ても2軍は2軍(再び)

シーズン終盤で、2軍チームを経験のために出させるのはわかります。

やっぱり比べてみてると、
「だから2軍なんだよ」
と思える選手も数多く見受けられる印象。

焦る気持ちもわかります。
大振りだってするでしょう。

でも一年。なんのために2軍で頑張ったのか?
「1軍で活躍して名選手になるため」でしょ?
今が爪痕を残すとき。
「だから2軍」
と思われないように振ってほしいものです。
ヒットでいいんです。とにかく塁に出る!

ベテランが抜けた来年。
チャンスですよ!
頑張れ若鯉たち!

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ここまで読んでくれてありがとうございます。
ブックマークするかはお任せしますので、できれば別の記事も一読してみてくださいね。

ほいじゃあ、またね!

Best regards 金の字

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