金の字です。
複数回にわたってのコラムになります。
2024年10月05日
最終戦後の新井監督のスピーチが広島カープのファンだけでなく、多くの野球ファンに深い印象を与えました。
その言葉の中に込められた決意、責任感、そして未来へのビジョンが、2024年のシーズンを締めくくるにふさわしいものでした。
① 監督の責任を真摯に受け止める姿勢
2024年シーズン、カープは一時期、優勝争いに加わったものの、最終的には力尽きてしまいました。
新井監督はスピーチの中で、チームの急失速について「監督である私の力不足」と言及しました。
選手に対してだけでなく、自身の責任を明確にし、ファンにも真摯に謝罪する姿勢が印象的でしたね。
この自己反省的な言葉には、カープを牽引する監督としての重責を感じると同時に、次への誓いを込めたものと受け取れます。
2024年最終戦後 新井監督のスピーチ全文
「今シーズンもたくさんのファンの皆様に足を運んで頂き、声援を選手に頂き、ありがとうございました。
昨年同様、私達のチームに対する評価は低い中でのスタートになりました。
その悔しさを持ち、見返してやるぞと選手は反骨心をもち、本当によくやってくれました。9月、このような形となったのは監督である私の力不足と痛感しています。
ですが、選手は最後の最後まで頑張ってくれました。
決して何も残らなかった、残す事ができなかったシーズンとは私は思っていません。昨年までマウンドに上がることが少なかったピッチャーがたくさん頑張ってくれました。
バッターボックスに立つことのなかったバッターが、たくさん頑張ってくれました。若い選手は成長しつつあります。本日をもちまして今シーズンは終了しましたが、来季に向かう戦いは始まっています。
教育リーグ、秋季練習、秋季キャンプもあります。厳しい練習になると思います。来シーズンはさまざまなことが変化する年になると思います。
来シーズンだけでなしに、変わっていかなければいけない、そう考えています。
変わるということはそれとともに痛みも生じてくると思います。
今年よりも来シーズンはさらに厳しい道のりになると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、強い選手を育てていきたいと思います。今シーズンは心よりありがとうございました」
② 来季に向けた決意とチーム改革の方向性
新井監督はスピーチで「来シーズンはさまざまなことが変化する年になると思います。
来シーズンだけでなしに、変わっていかなければいけない、そう考えています。
変わるということはそれとともに痛みも生じてくると思います。」
と語り、チーム改革を暗示しました。
これは、選手層の強化や戦力の見直し、指導方法の改善など、来シーズンに向けて新たな挑戦を行う意気込みを示しています。
新井監督の覚悟のリーダーシップを感じた瞬間です。
この言葉を聞いたファンは、2025年シーズンを期待せずにはいられませんでした。
③2024年を総括して、2025年が楽しみに
新井監督の2024年最終戦後のスピーチは、単なる結果の報告にとどまらず、カープを一つにする強いメッセージが込められていました。
責任感を持ちながらも、来季に向けての新たな決意と改革をファンに伝えることで、再びカープへの信頼を呼び覚ます内容でした。
来季のカープは、これまで以上に強いチームに生まれ変わる予感がします。
新井監督のリーダーシップとファンの熱い応援があれば、どんな困難も乗り越えられるでしょう。
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ここまで読んでくれてありがとうございます。
ブックマークするかはお任せしますので、できれば別の記事も一読してみてくださいね。
ほいじゃあ、またね！
Best regards 金の字
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